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29 / January 2020

ツアーオブチェンライ 2019 後編

1~2ステージの熱い戦いは⇒前編から
今回の後編では3~4ステージの様子をお伝えします。

【ツアーオブチェンライ2019】
日程:2019年12月12日~15日
場所:タイ チェンライ
主催:シンハーパーク
 
【第3ステージ】
チェンライ市内をスタートし細かなアップダウンを越えた後に入る狭い山岳路。最後に10~15%で5kmを上る頂上ゴールの126㎞。


第2ステージが集団スプリントとなった影響で総合トップチームが有力どころの逃げを封じ込め最後の山岳で勝負を決めようとする展開が予想される。AVENTURAは長距離の逃げに耐えうる力を持つ竹村拓をルーラーに、スプリントの強い金田聡士と美甘星次郎を中間KOM狙い、岸崇仁を総合上位に押し上げる展開を予想しレースはスタート。


駆け出しのアタックは山口和来が先頭で決める。放送でも昨日3人を上位に送り込んだ注目のチームとして紹介されている。
エスケープが程なくして吸収されると、カウンターで竹村拓が反応し立て続けにレースを作る。しかしリーダーチームがエスケープを容認したのはその次のパックのグループだった。Terengganu Pro Asia Cycling Teamの選手を中心に6名のエスケープは最大3分の差を開き進行していく。PETER POULY率いるリーダーチームはタイム差を保ちながらペースコントロール。後半の山場で吸収し、急展開で集団を崩す流れが予想された。


「狭い山岳路の手前からチームで固まり、KOMに金田、美甘を送り出す作戦で進行しました」(岸談)
ところが100km長のプロトンコントロールでリーダーチームのペースが乱れて来たタイミングで再び集団が活性化。村山悠平がアタックをチェックに動くも目標のKOMポイント(119km地点)までにエスケープグループを捉えられない事を察し「KOMの事は忘れて次の展開に動け」というチームの司令塔、岸の言葉に瞬間的に反応した美甘星次郎が、勝ち逃げとなるラスト20kmから動き出した追走グループへのジョイントに成功する。
岸崇仁、金田聡士はこの逃げが吸収された次の展開を予想し待機となった。そして美甘星次郎の逃げに強烈なスピードで総合リーダーを含む上位勢数名が後からジョイントした事で追走グループが勝負の最終便となることが明確になり、AVENTURAにも総合上位の可能性がみえてきた。

頂上ゴールを目指すトップ争いに粘り切った美甘星次郎が10位でゴール。
AVENTURAとしては序盤のエスケープに乗る事は出来なかったが、今大会のハイライトとなりうる勝負の掛かった展開にグループに1人を送り込む事が出来たのは大きな収穫となった。
「岸さんのアドバイスで吹っ切れました。追走グループも最終展開に選手を減らしながら進んで行く場面でも持てる力を出し尽くし喰らい付けました」(美甘星次郎談)

今回は悪路でパンクする他チーム選手が続出する中でRACE D EVO4を使ったAVENTURAはノートラブル。走りもシャープに軽くて、グリップも良く丈夫なこのタイヤをチョイスしたのは正解だった。
 
1位  Thurakit     Singh Park Chiangrai Cycling Team
2位 Chaleampom klahan   +1分25秒
7位 PETER POULY +3分7秒
ーーーーーーーーーーーーーー
10位 美甘星次郎 +3分35秒
18位 岸崇仁 +4分23秒
 
 
【第4ステージ】
最終ステージはチェンライ中心街で行われる1周1.4kmのコース24周で競うクリテリウムコース。短いレースではあるが、3周に一度のポイントレース方式であるため、昨年はこのステージで3分の2がリタイアに追い込まれるサディスティックな展開となった。
昨日のステージで本命達がレースリーダーの可能性が薄まり、強烈にレースコントロールをするチームが存在しない事から脚を少し残しながらも攻めながら、ミスをしないレース運びについて入念にミーティングを重ねた。スプリントのエースは金田聡士、司令塔は岸崇仁、アシストは昨年このレースを走り切った竹村拓と美甘星次郎、自在は山口和希と村山悠平という役割でレースはスタート。


前半は主導権争いを探りあいで伸び縮みの大きい展開で一気に人数が減っていく。
「前半はポイント周回を過ぎた後の展開で位置取りをキープし、中盤から勝負を掛けていこう」という戦略を遂行し、レース巧者の岸崇仁が好位置をキープし若手がそのポジションへ上げていくことに成功。金田聡士がポイント周回に向けて前線に位置し、このまま中盤戦へ突入というところで山口和希と竹村拓が遅れてしまう
「流れる様な展開に見えてとにかく巡航の負荷が高く耐えきれなかった」(山口談)
他チームもこの時点でメンバーが半分になっている事もあり、前線でレースを攻める力がある選手は10名程というハイスピードでレースは進行。金田聡士がスプリント周を3位、2位で通過し、上位ゴールの要は最終ゴールのダブルポイントというところで更にアタックが激しくなる。


ここで前に上がって来た美甘星次郎が脅威の力を発揮し、ラスト1周を全引きでライバルを抑えて、岸崇仁へ繋ぎ金田聡士のゴールスプリントが始まる。しかしこの流れを掴んだのは背後にいたTerengganu Pro Asia Cycling TeamのWan abdul、絶妙のタイミングで金田聡士に競り勝ってしまう。
最終ゴールは2着となってしまったが、高速レースを最後の1cmまで攻めた走りは多くの方に賞賛を受けた。
 
「今日のレースは街中のグリップの悪い路面でながら、RACE D EVO4のエッジの効いたグリップ力は健在でした。ハイスピードで侵入するコーナーで目の前での落車に対しクイックに立ち回れたのもこのタイヤの性能の良さが発揮されたと確信しました」(岸談)

第4ステージ ポイントレース
5位金田聡士
 
 
最終個人総合順位
1位 Thurakit Singh Park Chiangrai Cycling Team 6時間51分31秒
12位 美甘星次郎      +4分17秒
15位 岸崇仁   +4分32秒
18位 金田聡士   +5分8秒
25位 村山悠平   +10分25秒
 
最終チーム総合順位
1位 Roojai.com Cycling Team
2位 Tank Guy Cycle Race Team
3位 Terengganu Pro Asia Cycling Team
4位 Aventura Aikoh Toyo Victoria Racing
 
 
【選手コメント】
美甘星次郎:使用タイヤ(RACE C EVO3)
僕は初めてチューブラータイヤを使用しました。いつも以上に空気圧を減らしてレースに挑みましたが、抵抗は多くはないように感じました。トラブルなしでレースをおこなえたのはパナレーサーのおかげだと思いました。
 
金田聡士:使用タイヤ(RACE C EVO3)
今回はチューブラータイヤを使用しました。パナレーサーのタイヤはもう3年間使い続けていますが、初めて26Cを使用させてもらいました。タイの荒れた路面やクリテリウムの高速コーナーも全くトラブル無く抜群の安定感でした。
 
岸崇仁:使用タイヤ(RACE D EVO4)
パナレーサーのタイヤは2017年、2018年と使わせて頂いていたので勝手は分かっていたのですが今回タイでの路面状況でも安定したグリップ、軽い走行性能共に最高で安心して走れました。



RACE D EVO4
 タイプ:TUBED
 サイズ(重量):700×23C(220g)、25C(240g)、28C(260g)
 価格:6,000円(税抜)
 カラー:黒サイド/茶サイド

AVENTURA AIKOH TOYO VICTORIA RACING
“Make Riding Heart”をスローガンに、国内外のロードレース活動と平行して、ファーストエイドや自転車のハウトゥを配信していく啓蒙活動・幼稚園児から大人までを対象とした初心者ロードバイクレッスンを行っている。ロードレースチームの構成は、20代、30代の指導者メンバーと小学生、中学生、高校生の育成メンバーが一つになって活動を行っている。
URL : https://aventura-cycling.com/

FB   : https://www.facebook.com/Aventura-Cycling-404488796644632/

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