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18 / October 2019

PARIS~BREST~PARIS 2019

4年に一度と聞くと皆が連想するのはスポーツの祭典オリンピックでしょう。
同じく4年に一度行われているのがブルべの祭典、最高峰との呼び声が高いPARIS~BREST~PARIS(パリ~ブレスト~パリ)通称:PBPです。
パリ郊外をスタートし、西はブルターニュ半島の先端の街ブレストまで片道600km、往復1200kmのコースを走ります。

今ではタイムや順位を競うレースではありませんが、1891年の第1回大会より長らくレースとして行われていた背景もあり、出場選手たちはトップでのゴールを目指しています。



2011年、2015年に続く3度目の挑戦を行う三船さんは、2015年にタイムは43時間23分という全体でも9位、日本人歴代最速の記録を打ち立てました。

今回トップを狙うという彼に今年リニューアルしたレーシングタイヤ「RACE A EVO4」とレーシングチューブ「R-AIR」をサポートさせていただきました。





PBPが始まるまでに国内ブルべやライドで各タイプを試し、快適性、転がり性能、耐パンク性をトータルで考えPBP本番に選ばれたのはオールラウンドタイプの「RACE A EVO4」、タイヤ幅は28Cのものでした。




エディ・メルクスのハイエンドフレームに、カンパニョーロ電動コンポーネントとアルミ製ホイル、「RACE A EVO4」というレーシングスペックの機材からは、彼が走る場所は限りなくレースに近いものだと感じさせます。
1,200kmを快適に走るにはチューブのしなやかさとエアボリュームも重要になります。
チューブは通常のブチルチューブより伸縮性のある「R-AIR」、高い快適性を誇ります。
体重 73㎏の彼は空気圧を600 kPaでセットしました。
 
8月18日の現地時間16:15にロングライドともレースとも言えぬ冒険が始まりました。


アタック、逃げ、追走、集団コントロールといったおおよそレースで使われる単語が飛び交う中、距離を重ねブレストを折り返した後2度目の夜が更ける頃には全体の4番手まで追い上げていました。

 

前の3人を単騎で追うという苦しい中、状況が変わったのが約800㎞走り切った頃でした。

雨、夜間、エネルギー不足、独走などさまざまな要因が重なり脚を使い切ってしまった彼はついに先頭争いから脱落しました。



それでもなお脚を止めず、パリまで約300㎞の距離を走り続けることを選択しました。



49時間44分 これが今回のタイムでした。
力を出し尽くし、脚を使い切ったとはいえ全ての平均速度が24km/hを超えていることから凄さが伝わるでしょう。
 
帰国してからタイヤについて
「今回RACE A EVO4の28Cを選択したのは正しかった。日本と比べて荒れた路面のストレスを軽減し、かつスムーズに走りづつけることができた。」
というコメントをいただきました。
実物のタイヤを見ましたが1200㎞をほぼノンストップで走り切ったにもかかわらず削れや大きな傷は見られず、バイクコントロールやラインの選択といった走りのレベルの高さをまざまざと感じました。

今年参加した6,673人のうち44時間47分36秒で一番早くフィニッシュしたのは57歳のフランス人でした。

経験が武器になるPBPにおいて年齢が高いことは必ずしもデメリットにはならないことがよく分かります。これを見てしまうと次のPBPでの三船さんの活躍に期待せずにはいられません。

4年後がどうなるのかこれから楽しみです。

 

 

photo :@yufta / @onyourmark_jp

 

 

三船雅彦

京都府出身。1969年1月8日生まれ。高校卒業後ロードレースの本場オランダへ単身渡る。日本人としては数少ないヨーロッパでのプロ自転車選手となり、1999年、日本人で初めて『クラシックの王様』と称されるツール・デ・フランドルに出場を果たす。2002年まで欧州で活動し、プロアマ通算1000レース以上を経験。国内でのレース活動を経て、2008年に現役を引退してからは日本全国や世界のブルベを走る。パリ〜ブレスト〜パリは2011年、2015年、2019年の3回完走している。


RACE A EVO4
・TUBED
 サイズ(重量):700×23C(200g)
           700×25C(230g)
           700×28C(240g)
 価格:5,400円(税抜)
 カラー:黒サイド/青サイド/赤サイド(28C:黒のみ)

 

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