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12 / July 2019

全日本選手権 ー 弱虫ペダルサイクリングチーム

U23の選手を中心とした大人気自転車漫画「弱虫ペダル」の名前を冠する弱虫ペダルサイクリングチーム。
そんな彼らが目標とする全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレースのレースレポートとリザルトが届きましたのでご紹介させていただきます。
今年の全日本選手権はモータースポーツでおなじみの富士スピードウェイで行われテクニカルなコースとウェットなコンディションのせいで、非常に落車が多く起こったレースでしたが皆怪我無く走り終えてくれました。

 
・大会名:第23回全日本選手権個人タイムトライアル
・開催日:2019年6月27日
・結果:WE 6位
・使用タイヤ:RACE A EVO4 チューブラー

 
・唐見 実世子レポート
令和元年の全日本選手権が開幕した。初日は個人タイムトライアル。自分としては好きな種目ではあるが、約13kmのロードコースとほぼ同じ起伏のあるコース2周するため、コースを覚えられるかどうか、またペース配分の問題などとても難しいと思った。前日試走では時間にも限りがあって2周しかできなかった。選手全員条件は同じなので仕方がないが、コーナーも多くコースを攻略するには時間が足りなかった。
今回の機材は昨年ロードレースでメインバイクとして使用させていただいたAR FRDにDHバーを装着する仕様を選んだ。理由は直進性に特化したフレームである事。登りのダンシングやDHバーを持った時の安定感が今まで使用していたTTバイクよりも優れている事だった。ただ、ドロップハンドルにDHバーという仕様だったので変速する際に時間がかかってしまいバーコンのように小まめに変速できないのが懸念材料だった。
 


レースは後ろから2番目でスタート、まずはホームストレートを1往復半する。風はホームが向かい風。スタートしてUターンして追い風に変わるが、思うようにスピードに乗せる事ができず体が言う事を聞かない。Uターンして向かい風。止まりそうなスピードになりさらにスピードに乗らない。
最終コーナー、レクサスコーナー、ダンロップコーナー、すべてのコーナリングも風に煽られたりして今考えるととても雑だった。ただ、AR FRDを選んだ事は正解で私自身のテクニックのなさもそれを選んだ事で落車する事もなく最低限のラインで回れたと思った。
少ししたら勾配のきつい登りだが、少しダンシングを取り入れて登った。いくつかのアップダウンもできるだけリズムよく走る事に心がけたが一番長い登りのあたりで与那嶺選手に追いつかれてしまった。左側を走って抜いてもらってその後はできるだけ彼女から離されないように集中するもじわじわと離されていった。



自分自身の甘さに嫌気が刺しながらも入りが遅かっただけに最後までペースを落とさないように頑張ってゴール。6位と言う結果でした。
走れていないと言う自信のなさを克服できず、自転車をうまく操る事すらできていなかったように思います。この結果を真摯に受け止めるのはもちろんトップとの差がどこまで埋められるのか、ベストな力を出すのに何が足りていないのか、一つ一つ考えていきます。
ここまでの1年間サポートしていただいたすべてのみなさま、本当にありがとうございました。
 

 
・大会名:第88回全日本自転車競技選手権大会ロードレース
・開催日:2019年6月29日(土)
・結果:MU23  織田 聖 6位
          江越 海玖也 54位
        村田 雄耶 DNF
             WE    唐見 実世子  9位
・使用タイヤ: 織田 RACE A EVO4 チューブラー
                     江越 RACE A EVO4 TLC(チューブレスコンパーチブル)
                     村田 Gillar
                     唐見 RACE A EVO4 チューブラー

 
 
・織田 聖レポート
濃霧の影響で1時間遅れスタートとなった今年の全日本選手権。時間の関係上、周回数も4周減って119kmでのレースとなった。
まるまる1周と1kmぐらいローリングしてからリアルスタート。ローリング中からあまり後ろに下がらないように意識して走った。リアルスタートしてから一気にペースが上がり逃げたい選手たちが積極的に動いていたが決まらず2周完了。3周目のスタート直後の下りで2つ前の選手と3つ前の選手がスリップダウン。落車しそうな走り方をしていたので違うラインをついていて正解だった。それ以外にも同じところで落車があったみたいだったが幸い自分の近くではなかった。スタート後からずっと落ち着かないレース展開だったが8周目に入るタイミングで早稲田の選手が単独で抜け出しそれの追走で今村選手と武山選手を含む5人の追走ができた。追走に入ることができなかったため集団で追う気のある選手と一緒に追走し1周かけて捕まえ振り出しに。



コースの特性上徐々に人数が絞られ最終周に。残り5km看板あたりで大町選手と2人で逃げようとするも間も無くして捕まりカウンターで京産の選手が飛び出す。慌ててしまいすぐに追ったが集団を牽引してしまった。吸収後、京産の別の選手が残り1.3km付近で落車し集団は分裂。その後700m付近で武山選手と沢田選手が飛び出しその後ろは自分を入れて4人ぐらいで最後はスプリントになりましたが力及ばず6位。最低限の目標であった1桁ゴールはできたが優勝も見えていたので悔しい。
今の実力と周りとの差を確認することができたのでしっかりと差を詰めて来年はタイトルを取れるように努力していきたいと思います。
たくさんの応援ありがとうございました。
 

・江越 海玖也レポート
朝方から200メートル先も見えないような濃い霧が発生し、スタートは1時間遅れ周回数も4周減り11周回となり1周と降りきったところまでとロングローリングスタートとなった。
コースや天候的にも前にいないときつくなってしまうのでローリングから前に位置した。リアルスタートし各選手動き始める。今回はリザルトを狙う為にも前半動けるのは2〜3回と決めていたのでしっかり見極めをしながら走った。前半逃げは決まることなくレースは続いた。



後半に入り乗らなければならないアタックがかかったのにきつく反応出来ず、またしてもフィジカルの弱さが肝心なとこに出てしまった。
残り4周サーキットコースに戻るヘアピンコーナーで前の選手が落車し、それにつまずいて集団から遅れてしまった。なんとかホームストレートで戻る事はできたが一気に辛くなってしまった。次の周後半の登りの動きで集団からドロップ。千切れ集団でなんとかゴールまで行くことができ完走となった。
レース展開にはほとんど参加出来なかったが、去年できなかった完走をする事ができたのでプラスに考え次に繋がるよう練習していきたいと思います。
 

・村田 雄耶レポート
霧の影響で周回数が減り1周ローリングでのスタートとなり路面も雨で濡れている状況の中でのレースとなりました。



スタートは前列に並び出走したのですが、ローリング中にびびってしまい最後尾まで下がってしまいました。
リアルスタート直後も登りで先頭まで上がり、下りで後ろまで下がってしまうことを繰り返しレース序盤でピークが来てしまいレースは終了となってしまいました。
ウェットで滑りやすい路面のコースで隣で落車もあり恐怖心が高まってしまいました。
もっと下りの感覚をつかみ普通に下れるよう頑張ります。
U23最後の全日本選手権だったのでとてもショックですが、レースは続くので次のレースに向けて集中します。
 
 
・唐見 実世子レポート
オリンピック選考もかかった全日本。絶対に外せないレースだった。当日はU23のレースがあるため6時に会場入り、チームメイトの健闘を祈りつつチームカーなどで休みながら時間を過ごす。朝から深い霧と雨で厳しいレースが予想された。
ちょっと早めに昼食をとって13時15分定刻通りスタート。U23との混走という事もあり、いつもより大きな集団。路面も非常に滑りやすいという事もあってできるだけ集団の前にいるように心がけた。ダンロップコーナーを過ぎたあたりでリアルスタート。少し後ろに下がるとすごく集団内がカオスで恐怖を感じたので少し足を使ってでも前にいるようにした。いくつか滑りやすいと思うコーナーがあったが全部のコーナーが滑りやすい訳ではない事が周回を重ねる度にわかった。



3周回目に入る手前の登りでライブガーデンの選手がスルッと抜けて、そのカウンターで与那嶺選手が思い切りペースを上げた。自分も行かないと、と思ったが一気に突き放されてしまって圧倒されてしまう。後ろから上野選手、金子選手、、、という感じで何人かの選手が反応するが身体が硬直してしまって動かなかった。
残念ながら自分のレースはそこで終了してしまった。そこからは9人の先頭集団から50秒くらいの差が続いた。追いつくかもしれないし、早い時間帯で何かの展開があれば選手が溢れてきて次に繋げられるかもしれないと思った。だから第2集団の前で先頭交代をしたが協力してくれるのは数名。徐々に離され、決定的な差になってしまった。U23の選手達の争いもあったので集団がギクシャクしてしまったことも原因の一つだった。もっと主導権を握って走ればよかった。辛いばかりで経験があるのに生かせなかった。
レース後半は先頭交代に加わる選手も増え、一緒に周回を重ねラスト周回の一番長い登りのところでU23の梶原選手と2人になった。後ろとの差が少し広がったところで梶原選手に2人で行きたいかどうか意思の確認をしたら、行きたいと答えたので逃げました。ラスト3kmあたりから引き続け、最後は梶原選手に行かれてゴール。



自分の弱さが露わになったレースでした
雨の中、沢山のサポートと応援ありがとうございました。
 

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