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23 / August 2016

レースレポート -福元哲郎- (トライアスロンさぎしま大会)

第27回 トライアスロンさぎしま大会
(広島県三原市鷺浦町)
  • 日時 : 2016年8月21日(日)
  • スタート : 10時00分
  • 参加者数 : 500人
  • 距 離 : スタンダードトライアスロン=スイム1.5km・バイク42km・ラン10km
毎年この時期になると、ふるさと三原市(広島県)の地である「トライアスロンさぎしま大会」が開催される。夏の過酷な環境は、いつになっても慣れない。三原市に住んでいたころは、三原市民はこの「さぎしま」がいわゆるトライアスロンであり、ジャパンカップなどで転戦を続けていることなど知らない人が多い。だから、余計に存在を知らせるための大会だった。意識しないわけがなく、100%以上の力を求めてしまう。実にしんどい想いをあえてしてしまう。これが終わればホッとするというのが正直なところ。

今回スイムアップがリレーの選手についで2位。44歳を超えてもスイムの上達を感じれたことは大きい。逆にランに関しては、年々厳しくなることは、我々ランが走れていた選手にとっては衰えを感じずにはいられない。その衰えの傾斜を緩くするか、如何にしのぐか。スイム、バイクに関してはスキル面が占める割合が大きくまだ伸ばせる。そのバランスで今後もトライアスリートとして自分を作り上げたいと思う。

レースはスイムの出来の割にバイクでは暑さに対して防衛本能が働き身体ブレーキがかかる。きつくて踏み込め無い感覚だった。ランに関しても2位を確定する走りを最低限行いたかったが、給水ポイント間で明らかに脱水を招く体温上昇や、呼吸の熱を感じた。ペースが上がらず給水は立ち止まってでも行い続けた。給水で立ち止まるレースは、この「さぎしま大会」だけである。この島と私の関係でしている事項があり、ランのタイムは遅くなる。市役所勤めの時には、4年間この島で公私共にお世話になっていた。その人たちを含め島の人たちは私を可愛がってくれる。各エイドステーションでは言葉を交わす。また、がんで闘病される私のファンになってくれている方が沿道へ車いすで出てくれている。そこを通過するときにはハグし写真を撮影される。この間リレーの選手には抜かれた。しかし、競技では不要な時間かもしれないが、人生では大切な時間だと思っている。


そんなこんなでレースは進行。終盤ランの得意な宮島大会優勝の自衛隊員の谷川延久にラスト1Kmでぶち抜かれ、勝負あったと一瞬想ってしまった。しかし、負け方にも形がある。ランナー出身の誇りとして、くらいつこうと渾身のスパート。抜き返したが、また抜き返された。数分のサイド・バイ・サイド。陸上トラックレースで培ったラスト200mのラストスパート!これが最後のスパートだと振り絞った。谷川選手とゴール後話すと、彼も足を使い切りもう足は残っていなかったという・・・誇りを守れたラストスパートに魂を感じた。


総合2位・・・今回これが僕にできる最大限。20年以上出場してきたさぎしま大会で、こんな必死なゴールはなかったと想う。大切で僕を成長させ続けたさぎしま大会・・・想いが多すぎてしんどい・・・できれば出たくない大会になっているのが正直な気持ちかもしれない。
  • 結 果:総合2位(年代別1位)
  • 記 録:総合 2:21:34


感謝
トライアスリート 福元哲郎
 

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